「テニロジ」ブログ

「テニロジ」ブログ

このブログではテニスについて理論的に考察していきます。また、テニスで悩んでいる方々のヒントになるような情報を発信していきます。

自粛中にテニスプレーヤーが出来ること ~マイナスからプラスへ~

f:id:RogerOikawa:20200404161534j:plain

皆さんこんにちは。

 

今回は急遽、自粛中にテニスプレーヤーが出来ることを考えていきたいと思います。

 

現在、世界規模で新型コロナウイルスの感染拡大のため、あらゆる業界で自粛の動きが相次いでいます。

当然、テニス界でも自粛の動きがあります。大会の延期、中止、コートの閉鎖など、アマチュアからプロの世界まで影響しています。

 

大会が中止になり、テニスコートがなかなか使えない今、この状況は「マイナス」です。

しかし、テニスコートが使えなくても我々テニスプレーヤーが出来ることはあるのではないかと思います。

 

自粛中にテニスプレーヤーが出来ること

自粛中はテニスコートが使えないところが多いと思います。

ある意味「オフシーズン」と似ています。

何もテニスはオンコートだけが練習ではありません。こういうときこそ周りの方と差をつけるチャンスでもあるのです。

「マイナスをプラスにできるか」

これが今の我々のテーマではないでしょうか。

①感染予防を徹底する

まず、この状況の大前提ですが、感染をこれ以上広げないことです。現在都市部を中心とした市中感染やクラスター感染が起こっています。仮にテニスコートが使える、自分が通っているスクール、サークルが行われていたとしてもできるだけ控えた方が良いです。徐々に感染経路が辿れなくなっているらしいので、もう誰が感染してもおかしくないのです。また感染しても無症状のケースもあり得ます。知らず知らずのうちに感染を拡大させている可能性もあるのです。

「自分の身は自分で守る」こと。

それが今、テニス以上にやらなければならないことです。

マスクをする、手洗いをする、幼稚園児でも出来ることを大人が出来ないはずがありません。

感染予防を徹底しましょう。

②フィジカルトレーニン

もうされている方もいるかと思いますが、フィジカルトレーニングは有効です。

フィジカトレーニングの目的がは維持」か「強化」かは人によって違いますが、やった方がプラスになります。

この自粛中に運動をせずに家でゴロゴロすると、筋力が落ちます。

筋力が落ちるといざテニスをするときに本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。

それが嫌な方は少しでもいいので何らかのトレーニングを行い、筋力を維持した方が良いです。

フィジカル強化をしたい方は、脚力や体幹部など、テニスで必要な筋肉を鍛え、強化することで、オンコートの練習でも高いパフォーマンスを発揮することが出来ます。

③柔軟性を上げる

柔軟性はテニスをする上ではでは欲しいものです。

テニスでは「しなやかさ」が一つの鍵になります。ジョコビッチ選手を見ればわかると思いますが、全ての動きに無駄がなく、しなやかな動きをしています。

この「しなやかさ」は柔軟性を上げることで補うことが出来ます。

特に股関節や足の筋肉が固いとパフォーマンスに影響します。

また柔軟性を上げることはケガの防止に繋がります。

すぐに身につくわけではありませんが、この自粛中に取り組んでみるのも良いと思います。

④素振り

素振りは自分のスイングを確かめるためには効果的です。

ゆっくりでもいいので自分の身体がどういう動きをしているのか確認していきます。

過去の自分の動画を見て、無駄な部分があれば素振りで修正して身体でスイングを覚えるようにすると良いです。

⑤現在の自分を分析する

現在の自分を分析することも、自分を客観的に見れるので良いです。

試合の動画とかラリー中の動画でどこが良くて、どこが悪いのかをしっかり分析すると課題が見つかります。

そして見つけた課題の原因を突き止めることによってどうすれば改善するかが見えてきます。

あとはオンコートの時に改善、修正に取り組んでいくことでプラスになると思います。

まとめ

今回は自粛中に出来ることを考えてみました。

もちろん一番は「感染予防に努めること」です。

いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない状況ですので、出来るだけ不要な外出はしないようにすることが感染のリスクを下げる点においては最も有効だと思います。

もう一度言いますが、今の状況は「マイナス」です。

このマイナスの状況の中で我々テニスプレーヤーが出来ることを見つけて取り組むことで、自分自身への「プラス」になるのです。

「マイナスをプラスにできるか」

それが出来る人は確実に成長します。

 

感染予防を徹底して、オンコート以外で出来ることに取り組みましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。