「テニロジ」ブログ

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このブログではテニスについて理論的に考察していきます。また、テニスで悩んでいる方々のヒントになるような情報を発信していきます。

【ボレー】ラケット面を安定させるコツ

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皆さんこんにちは。

 

今回はボレーについてです。

 

ボレーは簡単そうに見えて意外と難しいショットです。

 

特にラケット面が安定しなくてボレーが打てないと悩んでいる方は多いと思います。

しかし、基本のポイントさえ押さえておけばある程度上達します。

特にボレーはダブルスでは絶対使うショットなので、ボレーが打てるかどうかがダブルスの勝敗を分けると言っても過言ではありません。

 

今回はボレーにおいてラケット面を安定させるコツを考えていきます。

 

ボレーで悩んでいる方は参考程度にご覧ください。

ボレーでラケット面を安定させるコツ

ラケット面を安定させるコツは4つあると考えららえます。

では順番に見ていきます。

ラケット面はコンパクトにセット

1つ目はラケット面をコンパクトにセットすることです。

あまり後ろに引いてしまうと、ミート率が下がります。

ボレーはノーバウンドで返球するショットなので後ろに引いて打つ余裕がありません。後ろに引いてしまうとラケット面が安定しにくいです。

ですのでボールの高さに合わせてコンパクトにセットする必要があります。

コンパクトにセットする1つの目安としては、自分の視界にラケット面が見えている範囲でセットすることです。

手首を固める

2つ目はボレーを打つ際には手首をある程度固める必要があるということです。

ボレーが安定しない方、特にボレーが浮いたりフレームショットが多い方はほぼ手首を動かしています。手首が動くとラケットヘッドが動いてしまい、面が安定しなくなります。

また、コンパクトにラケット面をセットしているのにも関わらずにボレーが浮いたりフレームショットが多い方も同様に手首が動いていることが考えられます。

よく「ボレーは振らないこと」と教わります。確かに間違ったことは言っていませんが少し言葉足らずです。

補足すると、ボレーの時に振ってしまっている方は、インパクトの直前で手首が動いていることによってラケットヘッドが動き、面が安定しなくなっています。

振っているつもりはなくても手首が動いているとどうしてもラケット面が不安定になりがちです。

ですので手首を固める意識を持つことによってラケットヘッドが動かず、面が安定し、ボールをコントロールしやすくなります。

 

注意して欲しいのが、手首を固める時に力強く固めようとはしないことです。ラケットヘッドが動かない程度の握力で十分です。

肘と手首は前に出す

3つ目は肘と手首は前に出すことです。

先ほども出てきましたが、よく「ボレーは振らないこと」と教えられますが、実際プロのボレーは振っているように見えます。

これは手首を固定した状態で肘と一緒に前に押しだしているからなのです。この動きができていれば、多少振っても面がぶれることはありません。

ラケットヘッドが動かないことが面がぶれない大きなポイントなので、手首を固定すると同時に肘と手首は前に出し、腕とラケットが一体化するようなイメージを持つと良いです。

実際叩けるようなボールであれば振った方が良いときもあります。

ラケットを立てようとしない

たまにラケットを立ててくださいと教える方がいますが、ローボレーの時はどうするのかと疑問になります。薄いグリップでラケットを立ててしまうと、ボールの威力に押されてしまいます。あくまでも自然体でラケットを立てようとしないことが1つのポイントです。

まとめ

今回はラケット面を安定させるコツについてでした。

特に筆者が伝えたいことはインパクトの前に手首を使わないという部分です。

リラックスはするのですが、手首は固める、動かさない意識を持つということがポイントになってきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました